tiaranonikkiのブログ

ティアラの毎日.思いついたこと、感じたことを、素直に書いています。

母が語った話 1

母が子供のころ、日本は戦争をしていました。B29が、爆弾を落としていくので、稲を
つくっている田んぼや、麦畑に、飛び込むように隠れた、と言っていました。また、皆、
食べ物にも困って、すいとんを食べたといいます。母の家は、農家だったので、野菜は、
何か食べられました。しかし、満足できるほどは、食べられませんでした。それは、母の
父の兄弟の家族が、疎開にきていたからだそうです。毎日、12人のご飯の支度や、お風
呂の用意を母の母はしていたそうです。そういう人のぶんと、家族の食べるぶんを考える
と、おかわりができるぶんは、なかったそうです。
 当時、食べ物に困った人は、着物や、陶器、掛け軸、その他を農家に直接出向き、野菜
と交換したといいます。


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