妻の気持ち
太宰治が心中したとき、幼い子が残されました。そのうちの一人はダウン症。その子は15歳で亡くなったそうです。次女の津島佑子さんは、親になると、息子に先立たれた
そうです。その時、母であり、太宰治の妻に言われたそうです。
「不運だけど、不運に溺れると不幸になる。」
以来、「不幸は自分の責任」と考えることにしたそうです。身勝手な父について聞かれ
ると、困ったそうです。
文豪の妻として、夫を支えてきたのに、夫は他の女性と心中。しかも、幼い子がいる。
そのうちの一人は、ダウン症。・・大変だったろうと思います。
作家 津島佑子さんのご冥福をお祈りいたします。